文字で表せること

文字の計算が自由にできるようになれば、いよいよいろいろなことに応用していきます。「式の値」のページまで読めば、きっと文字を使うありがたさを確認していただけるでしょう。

それではまずいろいろ文字で表してみましょう。

例えば、文房具を買いに行くことを考えましょう。120円のノートをa冊、50円のえんぴつをb本買ったときの代金はどういうふうに表せますか?

120×a+50×b

すなわち

120a+50b(円)

と表せます。

買い物だけではありません。全く違ったことも文字で表せます。例えば、長方形の面積なども表せますね。

縦x cm、横y cmの長方形の面積は

xy cm

です。

身のまわりのことを文字で表せるようになることが、まずは大切なんです。

長方形の面積

円周率について

ここで、突然ですが新しい記号(文字)をご紹介します。

小学校のときに円の面積や円周の長さを求めるときに、「円周率」を使いましたね。そのことを思い出してください。つまり、

円の面積=半径×半径×円周率
円周の長さ=直径×円周率=2×半径×円周率

でした。

そして、この円周率は(円周)/(円の直径)の割合を表していて、3や3.14ということは知っていると思います。

実はこの円周率、正確にいうと3.14ではないんです。小数第3位以降も数字は無限に続きます。

円周率=
3.14159265358979323846264338327950288419716939937510・・・

う〜ん・・・いちいち書いてられませんよね。そこでこの円周率を文字で表してしまいます。誰でも円周率だということが分かるように特殊な文字(ギリシャ文字)を使って、π(パイ)という文字で表すのです。

万国共通。どこでも円周率はπで表すので、しっかり覚えて書けるようにしてください。書くコツとして、漢字の「元」の上の横棒がないものを書けば、パイっぽく書けますよ。

円周率もπという文字で表せたことですし、円の面積や円周の長さを文字で表してみましょう。なお、半径は英語でradiusというので、その頭文字rを使うことがふつうです。

すなわち、

円の面積=πr2
円周の長さ=2πr

と表せます。

ここで、掛け算の際にπを書く位置は「文字(アルファベット)より前」「数より後ろ」と決められているので、こちらも守ってください。

円の面積、円周

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